戦極MCBATTLE feat芸人ラップ王座決定戦第二章に行ってきました。
渋谷Rloungeで開催された戦極MCBATTLE feat芸人ラップ王座決定戦第二章に行ってきました。
芸人がフリースタイルバトルを行うというイベントです。
MCバトルの出場者は
とろサーモン久保田
レイザーラモンRG
中山功太
中川パラダイス
親方
しみちゃむ
カスタネット
コマツヨシヒロ
BAN BAN BAN山本正剛
MCNABE aka クロスバー直撃渡邊
ジョイマン
あやまんJAPAN
そしてライブは
ZORN
晋平太
Jinmenusagi
ACE
MC☆ニガリ
HIYADAM
ライムベリー
あっこゴリラ
あやまんJAPAN
となかなかの豪華メンバー。
前売り300枚も即売で、
追加の50枚も即売という盛況ぶり。
当日は会場が6階ということもあり、エレベーターは大混雑。
来場者を見てみるとHIPHOP軸で来ている人とお笑い軸で来ている人がおよそ半々。
※見た目で判断してます。あしからず・・・
これがこのイベントの将来性を感じさせる要素だと思いました。
集客軸が2軸あり、その両方が機能している事は今後の発展性も感じられました。
そして、総評・・・・
これは2016年のムーブメントです!!!
さすが芸人、短い文章で笑いを取る技術はさすが。
そして場の空気を的確に読み、rhymeを展開していく技法は
ネタに通じる物なのだろう。
そして漫才やコントはリズムがとても大事なので
徹底的にネタのトレーニングを受けている芸人は
ラップの基本スキルもほぼ出来ている。
小節の読み方やビートに対するアプローチは
ラッパーには敵わないが、それを凌駕する面白さがあった。
そう!ただ単純におもしろかった!
お笑いとHIPHOPの2軸で集客力を持ち、
エンターテイメント性も非常に高いこのイベントは
今年注目のイベントです!!!
フリースタイルダンジョンも始まっている今。
2016年はHIPHOPにとっては大きな節目となる一年だ。
正直、今の日本では「HIPHOP=ダサい」となっている。
それを覆すチャンスが今来ている。
地上波でフリースタイルバトルが流れるなんて、2年前までは信じられなかった。
その大きなムーブメントをさらに大きくするイベントになる事は間違いない。
しかし、それではまだ足りない。
「HIPHOP=カッコイイ」にするにはラッパーが重要だ。
このイベントでライブした、ZORN、Jinmenusagi、ACEは
HIPHOPアイコンとしても、ラッパーとしても実力充分だ。
彼らがメインストリームで、そのスピンアウトでこのようなイベントがあるべきだ。
そこを間違えると2000年代のHIPHOPのように大手芸能プロダクションにぐちゃぐちゃにされてしまう。
私はその点は少し危険性を感じたが、このイベントは今年、大注目であることには変わりない。
あやまんJAPANに関してはこの記事では収まらないので次の記事に記載します!!!
彼女たちは死んでない!!!